『スクールでの出来事 ゲームデー編』

こんにちは。コーチの伊藤です。

今回はスクールでの出来事、ゲームデー編です。

月末の最終週をゲームデー(試合数が多く、または試合時間が長く行われる)として、行いました。

最初はいつも通りに、子ども達、コーチ達をそれぞれに分けてチームを編成。

試合が進んでいく中で、ある子どもが出したパスが、同じチームの子ども達二人の間を抜けていきました。

二人がお互いを見合ってしまい、どちらもボールを取れなかった状態です。

それを見て、

「今の場合に、お互い声をかけたらどうかな?」

と、僕は子ども達に伝えました。

子ども達は、静かに頷きます。

そして最後に、

「子どもvsコーチ」のスペシャルマッチを組みました。

試合が進んでいく中で、同じチームのコーチが出したパスが、僕ともう一人のコーチの間を抜けていきました。

まさかのまさか、

さっきと同じ様な状況です(笑)

それを見た子ども達はすかさず、

「コーチ達、声をかけなきゃ〜(笑)!」

「さっき自分で言っていたじゃん(笑)!」

ここぞとばかりに…言われました(笑)

ここで、このプレーを分析してみると、

僕ももう一人のコーチも、その瞬間お互いがボールを取ると思っていた。※3

声をかけるまでも無いと判断して。

細かく言えば、

パスを出したコーチのボールが、どちらにもズレていた。※1

僕ともう一人のコーチの動きが同じ場所へ、重なっていた。※2

この「3」という状況を考えた場合に、その前には必ず「1」と「2」があり、その「3」だけを観るのではなく、

その「3」にも触れながら、「1」と「2」にも触れて観ていかなければいけない。

という専門的な話は置いておき(笑)、

プレーをする時の、プレーをする子ども達の気持ちの理解が足りませんでした(苦笑)

あの瞬間、僕もコーチもお互いに声はかけられませんでしたから。

そして、子ども達もよく観ています。

一緒に成長していきましょう!

それでは、また。

今日の一言!

「人を観るということは、人から観られているということ!」