『一人の人間として』

こんにちは。コーチの伊藤です。

皆さん、体調はいかかですか?

スクール生の皆は、大丈夫かな?

ここ最近は昼間は暖かかったり、朝晩は寒かったり。この寒暖の差が、体調を崩すことに繋がります。

手洗いうがいとマスクで、かなりの高い予防効果があるようです。

見た目は良くないかもしれませんが、サッカーを楽しむためにも、予防に努めましょう!

今回は、今話題になっている話について。

今日、様々なスポーツの分野で「体罰の問題」が取り上げられていますね。

サッカーにも置き換えられ、論議が交わされています。

それは直接的なものから、間接的なものまで。

人それぞれの考え方によっても、時と場合によっても、また時代の流れによっても、賛否両論あるようですが…

僕は必要が無いものだと思います。

サッカー選手を目指し育てる上でも、一人の自立した人間を育てる上でも、それが指導者という立場であっても、教育者という立場であっても、大人という立場であっても。

欧州の中学校の教科書からの一節の文を、引用します。

(中略)

・批判された子どもは、非難することを覚える。
・殴られて大きくなった子どもは、力に頼ることを覚える。
・笑い者にされた子どもは、ものを言わずにいることを覚える。
・皮肉にさらされた子どもは、鈍い良心の持ち主となる。

しかし、

・激励をうけた子どもは、自信を覚える。
・寛容にであった子どもは、忍耐を覚える。
・賞賛をうけた子どもは、評価することを覚える。
・フェアプレーを経験した子どもは、公正を覚える。
・友情を知る子どもは、親切を覚える。
・安心を経験した子どもは、信頼を覚える。
・可愛がられ抱きしめられた子どもは、世界中の愛情を感じとることを覚える。

この文章は、子どもを「ただ可愛がる」のではなく「一人の人間として認める」ことと、親だけが出来る「子どもを本気で愛すること」の重要性と大切さを言っている。

(以下省略)

勿論、これが全てだとは思いません。でも、何かを感じとることが出来る内容であることは確かです。

これを機に、サッカーだけでなく、スポーツだけでなく、全てが変わっていくことを願いたいと思います。

それでは、2月もサッカーを楽しんでいきましょう♪

では、また。

今日の一言!

「大人も子どもも、一人の人間!」